先日、父が言った。



聞けば、最近、
懐かしい人たちから次々と
連絡が入るのだという。
それも何十年ぶりという時を経て。

高校時代の野球部の先輩、
(って父78歳、先輩80歳)
元の職場の部下、
昔の現場が一緒だった方たち・・・。

最初は喜んでいた父だったが・・・
ふっと頭に過ったこと!



「いよいよお迎えがくるのだろうか!」
そう言って震える父の横で母が言った。



確かに「人生50年 太く短く!」
それが父の口癖だった。
私も耳にタコができるほど
聞かされてきた。

そんな父・・・ここにきて、
ずいぶん欲張りになったようだ。

でも、その気持ちわからなくもない。

人生50年とか言わないまでも、
私は昔から死ぬのが怖くなかった。

物心ついたときから
ずっとこう思いながら生きてきた。



一種の悟りのような感じ?

客室乗務員をしていた時、
飛行機に乗るのが怖いという
お客さんから
よくこう聞かれるときがあった。



そんな時は、
いつも作り笑顔で交わしながら、
心の中ではこう呟いていたわ。



飛行機に乗っていると、
時には、すごい乱気流に遭って、
「こ、これは!」
と思うときもあったけど、
激しく揺れる機内で
私がいつも思っていたのは



冷静にそう思う自分がいた。

運命には逆らえない。
だから、ジタバタせずに、
それを受け止めるしかないじゃん!と。

生きていればいつかは死ぬ。
それが今日なのか何十年後なのかは
わからないけど、その日まで
精一杯生きていけばいいだけさ。

ところが最近になって・・・
ある心境の変化が訪れたのだ。

死は運命なのだ
そう思う気持ちに変わりはないけど、
明日死んでもいいか?と聞かれたら



急にたじろく自分がいる。

あれは
45歳の誕生日を迎えたときか?



そんなことに今更ながら
気づいたのよね。

日本の女性の平均寿命は今、86.61歳。
平均寿命まで生きられるか
はたまたそれを裕に超せるか
今の私にはわからないけど、

普通でいったら、
今まで生きてきた分と同じ時間は
この先の人生にはもう残されてないと
悟ったあたりから大いに焦り出した
というわけなのだ。

それに加え、体は年々、衰えていく。
悔しいけど、若い時とはまったく違う。

若い頃は



ハイテンションで動くことができたけど
今じゃ・・・徹夜はできても



復活するまでに相当な時間を要する。
(徹夜する意味まったくない)

そう思うと、
残された人生のうち、
今のようにとはいかないまでも
元気に億劫がらず、
動き回れるのはあと何年なんだろう?

大病をするかもしれないし、
この先のことなんてわからないけど
人生の先輩の意見を参考にすると
あと20年くらいか?



あと20回の夏しかない?
あと20回の冬・・・
あと20回って!!!!



きっと若い人は思うかもしれない。



なに言ってんのよ、あんた!
20年なんてね、
あっという間に過ぎていくのよ!

あと20回・・・
ボヤボヤしてる時間はないわ!

そうなの、若い頃、いや、少し前まで
夫とこんなことを話していたのね。



でもね・・・
あと20回の夏(秋、冬、春)しか
ないとしたら・・・?

四国のお遍路に半年間も
捧げていられないわ、私!!!

もっと日本の、もっと世界の



貪欲になってきたのよ、私!!
こんな風に思う私は変だろうか?

ところが先日、
マリリンと会った時に、
会うなりマリリンが
こんなことを話し始めた。



そう言いながら
何だかため息ついてるじゃない?

すると、こんなことを話し始めた。



「そう思ったら、
残された時間ないじゃんって
急に焦り始めたっていうか・・・」

こんな身近に
私と同じことを考えている人が
いたなんて!
私も最近ずっとそんなこと考えてから!



いや、そろそろ私の周りも
そんなことを考える年齢に
差し掛かったのかもしれないのね。


マリリンが自身ののブログにも
同じこと書いてた。

そこに書いてあったガンジーの言葉

Live as if you were to die tomorrow
Learn as if you were to live forever.

明日死ぬかのように生きよ。
永遠に生きるかのように学べ。


マリリンの座右の銘だというこの言葉、
遠慮なく私も借りるよ!

そして、もしお互い
憎まれ者世にはばかるで
100まで生きたら



そう言って笑えばいいよ!



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精一杯生きろとか、子どもの頃から「わかっるよ!」と思ってきたけど、人生の折り返し地点を過ぎたら、切実にそう思うようになったのには自分でもびっくりよ。こんな話を30代の子にしたら「そんなもんですかね〜」と苦笑していたけど、そりゃそうよ、私だってあなたと同じ年の時に聞いたら「その年になってまだそれほどまでに貪欲に生きたいんですか? 欲張り過ぎだよ、おばさん!」と思っていたはず。いいの、何と言われようと、決めたから。これからは迷ったら行く!だって、迷ってる時間さえ惜しいじゃない?
そして、長いついでに父の話。度重なるお呼ばれに「次は天に呼ばれるのか!」と怯えていた父だったけど、連日、懐かしい方たちに会い、太く長く人生を楽しんでいる模様。