私の実家には、常にアメリカからの留学生が

ホームスティしている。


実家には、いつも夏休みの終わりに留学生がやってきて、

そして、翌年の夏休みが始まるこの時期にアメリカに帰っていく・・・

そんな生活をもう8年ほど続けている。


そして、今年もお別れの季節がやってきた。

1年間、実家で生活していたスティーブ。

高校時代日本の高校に1年間留学していた彼は、

歴代の留学生の誰よりも日本語が上手で、

(しかし、イマドキの若者言葉を使い過ぎるので

よくうちの親に注意されていた!)

歴代の留学生に比べると、ほとんど手の掛からない留学生だった。






先週の土曜日、

今日7月28日が誕生日の長女のお祝いと、

翌日帰国するスティーブの送別会を兼ね、

我が家で簡単なパーティーを開くことになった。


うちの両親は彼との別れを寂しがっていた。

他人とは言っても、1年間生活を共にしていた子供だ。

別れるのはやっぱり辛い。





そして、私も・・・そうだった。






スティーブは言った。






飛行機の時間を忘れてしまったらしい。

フライトは明日、ちゃんと時間を把握しておいた方がいい。

彼はうちのパソコンで調べ始めた。






「7時だった」と言った瞬間、

スティーブの表情が変わった。





そして、スティーブの18番! が出た!


マ、マジかよ!!







なによ一体・・・





と、聞いて驚いた!!

スティーブは言ったのだ。





マ、マジかよ!!


父が言った。母も言った。そして私も!

次女だけ言わなかった、いえまだ言えないだけ。




マ、マジかよ!!


姉が言った!姉の夫が言った。私の夫も!!

続いて、長女も!!







マ、マジかよ!!の大合唱!


皆の目から涙が一瞬で消えた。

一番手の掛からなかった彼の最後の失態?


すでに夜だ。航空会社に連絡もできず・・・

うなだれるスティーブ・・・。


「オレ・・・親に怒られる・・・

それに滞在費はすっからかんだぜ・・・オレ

バイトも辞めちゃったし・・・」





私はスティーブを何とか慰めようとして言ったわ!





スティーブを元気付けようと思って言ったのに、

なのにスティーブったら・・・





って・・・





あんた! 

それでもポジィティブシンキングなアメリカ人か?

その時、長女・ぺーがズバリ言ったわ!





まったく! 

スティーブったら! 

KYだよ!





その一言で、スティーブの中のアメリカンスピリットが

目覚めたようだ。


その後は陽気に飲み、食い・・・語らい・・・。

そして、スティーブ得意の18番、

テレビに向かって毒を吐く、ルーキーズ見ながら

毒ついてたわ・・・。






一体スティーブの18番っていくつあるんだ?


そして、そろそろ会もお開き、

最後に玄関で別れる時・・・スティーブは言った。





だから、私たちもこう言ったの。





何度も何度も言った!


「まだいるかもしれないけどーーー」

「また会えるかもしれないけどーー」


って笑顔で言った。しつこいくらい繰り返した。


「まだいるかもしれないけどーーー」

「また会えるかもしれないけどーー」


そして、笑って別れた。




昨日、朝実家に電話をすると、一応荷物を持って、成田空港で、

キャンセル待ちのスタンバイをすることする、そうスティーブは言った。


「そうか、また帰ってくるかもしれないけど、

スティーブ気をつけて帰るんだよ!」


「うん! また帰ってくるかもしれないけど、

また遊びにくるからなーーー」


私たちは明るく別れを言い合い、そして、電話を切った。


夕方、空港に一緒について行った母からメールが入った。

「スティーブは無事に飛行機に乗れ、アメリカに帰って行ったわ」


そうか・・・スティーブ、乗れたんだ。

よかったね・・・そう思いながら、

でも、その後、なんだかちょっと切なくなった。

あんなにあっけない別れ方しちゃった・・・。

もっときちんと送り出してあげればよかったと・・・。


でも、いいんだ。あれで!

あの方が私たちらしくてよかったのかもしれないね!

そう! また会えるよ! スティーブ!

     また会おうね! スティーブ!




今日、10才の誕生日のぺーのケーキ。

土曜日みんなで食べたんだけど・・・


なぜ10歳にしてアンパンマン?



←私は2回目の成人式終えました。

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タチコギの記事にもたくさんのコメントをどうもありがとうございました。この本自体には、親はどうするべきだ、こうするべきだなんてことは何一つ書いてないんです。ただ、息子の不登校と息子の気持ちがわからないで悩む父と母。

そして、そこに父の子供時代が綴られていくんです。いろんな思い出が。途中、読んでいて切なくなるような到底子供では解決できないような出来事もあったり・・・でも、子供なりにそれを受け止めて行く、行かなくてはならないと彼らはわかっているんですよ。

読んで答えがすぐに出る話では決してないのだけど、読んだ後にいろんなメッセージを投げかけてくれる本だと思います。


それから、 が、私の本とツーショット! アイドル小林さんもこの方の優しさにすっかりZOKKON命になってます。

今日も最後まで読んでくれてありがとう!!