思春期の娘がいると、

時として、言葉が通じない時がある。



あたし・主婦の頭の中



パ・・・パ・・・ナ・・・パイナップル?



あたし・主婦の頭の中



こういう時、長女は、急にアメリカンになって、

大袈裟に「やってられないよ」的な顔をする。



あたし・主婦の頭の中



はぁ~~~?



あたし・主婦の頭の中



それに、大体さ、

40代の女の古に通じないとわかっていながら、

なぜ使うよ!


そう怒りながらも、

私にも思い当たる節がある。


あれはそう・・・

青春ド真ん中だったあの頃。



あたし・主婦の頭の中



母親に向かって、あえてナウい言葉を使っていたわ。



あたし・主婦の頭の中



通じないと、わかっていながら使う。

そして、通じないことが、嬉しいような・・・。


そうね、通じないことで、

流行の最先端にいる自分に、

酔いしれていたのかもしれないわ。


だから、長女の気持ちがよくわかる。

それにね、私自身、

ちょっと愉しんでいるところもあるの。


長女にバカにされながら、

頭の中で、こんなシーンを描いている。


同世代の友達の前、



あたし・主婦の頭の中



得意になって、披露している自分の姿。


そういえば、過去記事にも書いたわね。



先日もこんなことがあったわ。

仲の良いママ友3人とランチしていた時よ。


私は、前日、長女から仕入れた若者言葉を

得意げに、でも、さりげなく使ってみたわ。

このさりげなさが、肝心なのよね。


あたし・主婦の頭の中



そしたら、どう? 


ふふふ・・・思った通りよ。皆、考えてる、考えてる。



あたし・主婦の頭の中



それからは、なぞなぞのように

我先に答えを!の競争が始まったわ。


Sちゃんが、一番に口を開いた。



あたし・主婦の頭の中


『いつメンズに会える』だって?
勘弁してよ~全然違うわ!


つづいて、Yちゃんが自信たっぷりにこう言ったわ。


あたし・主婦の頭の中


『いつもメンズに囲まれる』?

そんな滅多にない(全然ない)状況を表わす言葉、

私が使う(使える)わけないじゃないの!


はぁ~~いやんなっちゃう~



あたし・主婦の頭の中
 


そうヒントをあげると、

Hちゃんが「正解頂き!」と

言わんばかりの勢いでこう言ったのよ。



あたし・主婦の頭の中



『いつ面談?』って・・・。


ところが、当たってもいないのに、

勝手に正解と思いこんで「いつ面談」で盛り上がっちゃってる。



あたし・主婦の頭の中


もーあなたたち、全然違うって!


あたし・主婦の頭の中



ナウな私が教えてあげるわよ。

そう言って、超アメリカンになって言ったわ。



あたし・主婦の頭の中


すると、どう? 皆、同時に口にしたわ。


「なーんだ~」

あたし・主婦の頭の中


えっ?

そう言われてみれば・・・そうよ!


その昔、流行の最先端にいた私たちが

『マブダチ』というナウい言葉を生み出したってのに、

なんでそれを使ってくれないのよ、今の若者!


と一瞬思ったけど、

今の時代には『マブダチ』合わないわね・・・。


80年代の若者言葉には、

当時の流行? ヤンキー臭さかが漂っているのよね。


あたし・主婦の頭の中

『マブダチ』は死語?

私は、家に帰り、すぐに長女相手に実験よ。



あたし・主婦の頭の中

すると、どう?

長女は考えこんでしまったわよ!



あたし・主婦の頭の中

『マブダチ』→「眩しい友達』→『尊敬できる友達』
だって!!!


キャサリン 信ジラレマセン!!!



あたし・主婦の頭の中


面白くなって、かつてのナウい言葉を

長女に出してみたわ。



あたし・主婦の頭の中


しばらく考えた後、



あたし・主婦の頭の中

ちょっと、これマジで言ってるわけ?



あたし・主婦の頭の中



長女「えっ?あっ、ちゃんこ鍋かなにか?」


私 「やめてよ! めちゃんこカワイイ、

   めちゃんこハッピーって使うのよ」


長女「メッチャという意味?」


私 「そうよ」


長女「その『んこ』は何でつくわけ?」


そんなの知らないわよ!

それが若者言葉ってもんでしょーが!

あたし・主婦の頭の中


長女「あっ、パープルなプリンのこと?」


私 「紫のプリン?ってなにそれ!

  じゃ、あなたがパ―プリンに言われたら、どんな気分?」



あたし・主婦の頭の中


オーノ―!!!

パ―プリン ト 言ワレテ 嬉シインデスカ?

キャサリン 信ジラレマセン!!



あたし・主婦の頭の中

「パープリンとは、バカ、アホ的な意味よ」


そう教えてあげたら・・・



あたし・主婦の頭の中



長女にとって、パ―プリンって響きは、

なんだか可愛らしいんだって!


私なんか、言われただけで、

ムカムカしちゃうのに、不思議よね~。


そうだわ!

いつも娘に「こんなことも知らないの?」とバカにされてばかりの私。


これからは、

私もかつてのナウい言葉で対抗することにしよう!



あたし・主婦の頭の中


「えっ?あなた冬彦さんも知らないの?」


あ~、気分いいわ。


って、思っているのは私だけ?

長女が、冷めきった目で私を見るのはなぜ?


ちょっと~流行は繰り返されるっていうじゃないの。

今、街には蛍光色の服が溢れ、

私は80年代に迷い込んだ気分になるわ。


なのに、なぜ言葉は死んでしまうの?


オヨヨ・・・めちゃんこ悲しい・・・!




◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

今、蛍光色の、えっ? ネオンカラ―っていうの? が溢れ、この間、H&Mに行ったら、ガラスの十代が頭の中に流れてきて、思わずかーくんになって、ローラースケートで店内走り出したい気分になっちゃったわよ。昔を知ってる私なんか、いいのか、こんな昔っぽいファッションを着て・・・?と構えちゃうけど、昔を知らない若者にはステキに映るのでしょうね・・・。シニアが流行に出遅れるのは、こーいう躊躇いが邪魔をするからなのだろうか・・・?だって、まだ勇気がなく、私、かーくんになれないんだもん。